なんだか、すごい吸引力だった。
題字と表紙の関係。
気になって、気になって、気になって。
ジャケ買い。
・・・負けた(笑)
川上さんの文章は独特のふうっとした感じ。
空想的だけど甘やかでなく、じんわり切ない。
『溺レる』は、必死にもがくのではなく、
寧ろ緩やかに沈みゆく感じ。
大人の、きれいなだけではない恋愛。
恋愛でないかもしれない心の揺れ。
あるいは惰性。
それが、うまく表現されている。
買ってよかった。
溺レる
川上 弘美
文藝春秋 2002-09
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うめー
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秀逸!
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