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憑神 浅田次郎

タイトルの『憑き』は『取り憑かれる』の『憑』
人はよいが金がない。運がない。
御徒士の彦四郎はひょんなことからうらびれた祠に手を合わせてしまい、
貧乏神、疫病神、死神と、有り難くもない神々に次々に憑かれるハメになる。
設定だけでもわかるように娯楽性の高い作品だが、ほろりとするところもしっかり。
こんな幕末の描き方もあるのだなぁ、と感心した。
面白さの中に生きっぷり、死にっぷり。
身の振り方等、いろいろ考えさせてくれる。

憑神
浅田 次郎

憑神
新潮社 2007-04
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