今月3日まで京都相国寺内承天閣美術館にて開催されていた若冲展。
この展示の目玉は、
なんと言っても『釈迦三尊像』3幅と『動物綵絵』30幅の一堂の展示。
もともと33幅がセットの連作。
しかし動物綵絵はすでに皇室に献上されているということもあり、
今回を逃すと今世紀中にはもう見られない。
そんな話も手伝って、とにかく信じられないような集客で、
連日、境内・会場には人があふれかえっていました。
この33幅の複製に、相国寺が取り組んでいると言うことです。
すでに釈迦三尊像は完成。
写真で見る限りでは美しいです。
全ての複製が終われば、1年に1度くらいのペースでの公開を考えているとか。
本物ではありませんが、あるいは本物でないだけに?
とにかくこの頻度での展示なら、人が殺到すると言うことはなさそうですし、
ゆっくりと鑑賞することはできそうですね。
できればやはり本物を、せめて10年に1度くらいは公開してほしいものですが、
せめて複製をでも、目にしやすくなるのだから感謝、ですね。
今世紀中は無理?
ということは、本物はもう一生見られない???
そう思うと、本音は悲しいです。