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グラスホッパー 伊坂幸太朗

こちらも初めてよんだ伊坂作品。
ここのところ、気になっていたけど機会がなかった作家に手を出している。
とてもドラマ的な、あるいは漫画的な匂いのする小説だ。
妻を失った男、鈴木が復讐のため足を踏み入れた裏社会。
ところが目の前で復讐すべき相手は殺される。
『押し屋』と呼ばれる殺し屋の手によって。
ここに自殺専門の『鯨』、
ナイフ専門の『蝉』等次々と現れる裏社会のプロたちの思惑が交錯。
話が進んでいく。
なんだか、とても格好いい雰囲気。
映像的なのですいすい読める。
キチンと伏線も効かせてあり、ミステリーらしくきれいに終わるので読後感も悪くない。
だが、あまり残るものがなかった。
用事をしながら2時間ドラマを見て、まぁ面白かったな、という感じか。
とても期待していた作家の作品だけに残念。
とはいえ、あと何作かは読もうと思う。
読んでいて面白かったのは確かなのだから。
グラスホッパー
伊坂 幸太郎

グラスホッパー
角川書店 2004-07-31
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おすすめ平均 star
starイマイチ・・・
star大団円を目指した感じ。
star読後感はいまいち

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